 |
 |
 |
【相良先生】
「新しい環境がスタートする春先はストレスがたまりやすい時期です。そもそもストレスとは外から受けた刺激で体がひずむことで、一般 には刺激そのものもストレスと呼んでいます。体の疲れだけでなく、精神的な緊張もストレスになります。新入学・入社など春に希望通 りのスタートをきって順風満帆、その嬉しささえもストレスになる場合があります。このようにいろいろなストレスがあり、ひとことで表すのはなかなか難しいのです。
人間は外からのストレスを受けて、次にどのような行動をするか判断していますから、ストレスが完全になくなったら生きていくことはできないでしょう。ストレスはなくすものではなく、大切なのは、ストレスを受けたときにはね返すだけの体や心を準備しておくことなのです。
はね返す力が用意されていなかったり、あるいは人間がはね返せないようなとてつもなく大きなストレスだったりすると“ストレス病”といわれる本当の病気になってしまいます。自律神経失調症、胃潰瘍、下痢が続く過敏性腸症候群などもストレスが原因になっていることがあります。“ストレス病”は原因となったストレスを解消しない限り、なかなか完治しません。」 |
 |
 |