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一晩おいたカレーがおいしいのはなぜ?

A時間が経つことで味がなじみコクや旨みが増します。

時間が経つことで味わいに様々な変化が起こります。

(1)味がなじむ
具材にソースの味がしみ込んだり、逆に具材の味がエキスとしてソースにしみ出したりして、具材とスパイス、調味料の味・香りが渾然と混じり合い、なじむと言われています。
(2)コクや旨み
肉のアミノ酸や核酸、具材の糖分などがしみ出し、ソースのコクや旨みが増すと言われています。
(3)じゃがいもが溶ける
再加熱することで、じゃがいもが煮崩れ、ソースに溶け出し、スパイス感や辛味、塩味がおさえられ、味がまろやかになると言われています。 ただし、煮崩れすぎるとソースがざらついた食感になり、味も薄く感じられます。

この様な変化が絡み合って、よりおいしく感じることがあるのですが、スパイス感を好む人にとっては物足りない場合もあるようです。

ワンポイントアドバイス

スパイス感をプラスしたい時には、香りのスパイスをうまくブレンドした、マサラ(エスビー食品の商品名ロイヤルマサラ)を加えると、バランスよく香りが回復します。

【カレーやシチューを作り置きされる場合の注意点】
残ったカレー(調理済)を室温にそのまま放置すると、腐敗してしまうこともありますので、容器に移すなどして冷まし、冷蔵庫に保管し、できるだけ早めにお召し上がりください。特に夏場の保存には十分気をつけてください。

>>Q&A:カレーの保存方法

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