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即席カレーのことをカレールウとも言いますが、そのルウとは何ですか?

A語源はフランス語の roux。 小麦粉をバターやオリーブ油で炒めた後、ブイヨンや牛乳でのばしたものです。

スープやソースなどをドロッとさせるためには、小麦粉を加えればいいのですが、そのまま入れたのではどうしても小麦粉臭が残ります。そこで、小麦粉をバターやオリーブ油で炒めた後、ブイヨンや牛乳でのばすのです。この小麦粉をバターやオリーブ油で炒めたものをルウといいます。元々は、フランス語の赤い、焦げ茶色を意味する言葉で、そのまま料理用語として使われています。

カレーはインドからイギリスやフランスにわたり、ヨーロッパで伝統的なこのルウタイプに変身しました。それが日本に伝わってきたため、日本のカレーは小麦粉の入ったルウタイプが主流になっているのです。ですから日本のカレーは、サラサラしているインドのカレーと違って、小麦粉によってトロミのついたカレーが主流になっているのです。

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