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カレー曜日
肉や野菜がごろごろ入った、家庭で手作りされるカレーを再現したレトルトカレー
「カレー曜日」は肉や野菜がごろごろ入った、家庭で手作りされるカレーを手軽に召し上がることのできるレトルトタイプのカレー。
1990年の発売以来、磨き続け愛され続けているロングセラー商品。
カレー曜日発売の時代背景
バブル経済の崩壊
バブル期に成長を続けてきたレトルトカレー市場も1989年には横ばいに転じていた。それは、カレーの本質から離れた色や辛さで無理に特化したバブル的なカレーが飽きられてきていた前兆だった。
そしてたどり着いた答え、それがおいしいカレーの本質である“家庭で手作りされる肉や野菜がごろごろ入ったカレー”をレトルトカレーで再現すること。
『原点回帰』を実現
ビールの世界でも、バブルの時代、“容器戦争”と言われ、音のなるビール容器やたる型の容器など、おいしさと離れたところで熾烈なメーカー間競争が繰り広げられていた。しかし、それも間もなく終焉。原点であるおいしさにこだわったビールが登場しヒットしました。 こうしたバブル崩壊後のマーケティングは『原点回帰』と呼ばれていますが、家庭のカレーに原点を求めた「カレー曜日」は当時の時代背景をしっかりとらえ最先端を走る商品だった。
コンセプト
家庭で手作りされるカレーを再現
レトルトカレーへの「具が足りない、小さい」「コクがない」という消費者の不満が市場拡大の妨げとして懸念され始めた。
「家庭の味」「乱切り野菜と大きめの牛肉」「手作りのようなカレーソースの味わい」という、カレーの美味しさの原点に戻ったコンセプトが消費者の不満解決につながり、大ヒットとなった。
また、一晩おいたカレーの独特の味わいを再現するため、ソースに裏ごししたじゃがいもを溶け込ませています。
ポイント
- 1.乱切り野菜と大きめの牛肉がごろごろ
- 2.買い求めやすい価格と満足感
- 3.一晩寝かせたようなコクのある味わいと食感
カレー曜日の歩み
「家庭で手作りされるカレー」再現へのあくなき追求
1990年
家庭の味わいをコンセプトに発売
1992年
具材のボリュームアップ。
内容量を200g → 210g に増量
1994年
ルウタイプ発売
1994~98年
具材の食感やソースの味わいさらに改良
2000年
発売10周年。
具材を増やし、内容量220gに増量
2002年
国産(北海道)野菜を限定使用
2004年
具材を産地指定(北海道産野菜、九州産牛肉)。内容量を230gに増量
2007年
具材30%UP、牛肉の食感改良
(リンゴ水で柔らかく)
2010年
パッケージで発売20周年を訴求
こんな商品も
季節限定商品
「ごろごろ入った大きな具材」「一晩寝かせたカレーのようなぽってりとしたソースのとろみ」というカレー曜日のイメージをベースに、こだわって手作りする家庭のカレーを表現した季節限定商品。
初の季節限定商品「季節のごちそうカレー曜日 夏のカレー曜日 粗挽きブレンド辛口」(2013年春夏限定販売)
現在とこれから
四半世紀以上愛されるレトルトカレー
変わらないブランドコンセプトと絶え間ない改良と進化
1990年発売以来、変わらないコンセプトは「ごろごろの肉や野菜がたっぷり入った家庭の手作りカレー」。
じゃがいもをソースに溶け込ませることで実現した、一晩寝かせたようなおいしさと、国産のじゃがいも、人参にやわらかな角切りビーフの具材をたっぷり使ったの満足感のあるレトルトカレーとしてこれからも更なる改良を進化を図り、皆様のもとにお届けします。
製造終了、デザイン変更の商品があります。最新の情報は商品情報をご覧ください。